【Switch,WiiU】ゲーム界の歴史が詰まった最高傑作「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」レビュー
どうも皆さん、ゲルド族出身のあた坊です。
今回は、言わずもがな世界で絶賛の嵐、
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」!
2017年3月3日に、Switchのローンチタイトル、そして任天堂の手掛ける最後のWiiUソフトとして発売されました。
3月の発売日に買ったのに、クリアしたのは結局6月…
ずっと書きたかったのですが、なかなか終わることができず、遅くなってしまいました。
私が遊んでいて感じたことを正直に書きます。
とりあえずストーリークリアした時の状況としては、
・神獣全部解放
・世界中の細かいところまで回り、祠もほぼクリアしました
・思い出の場所全部行って真エンドみました
飽き性の自分が久々に100時間もプレイしていました。
過去のゲームプレイの中でも圧倒的過ぎる作品なため、良いところが多すぎてしまうので、シンプルにいきます!
あっ、残念ながらWiiU版です!
もくじ
良いところ
■和ゲーの良さと、洋ゲーの良さが高次元で融合
まさに神の領域に達したといっても過言ではない気がしました。
日本のゲーム独特の温かみのある世界・キャラクター達、丁寧なイメージ。
北米のゲーム独特の広大で規格外、自由で迫力満点なイメージ。
互いの良いところを見事なまでに調和させ、きっとコアゲーマーもカジュアルゲーマーも虜にしてしまうであろうゲームバランスはさすがとしか言いようがありません。
さらにこのゲーム、自由度がかなり高いので、ストーリーの流れは十人十色。広大な世界を旅していく順番がほぼ決まっていないというのは、かなりリアルな体験な気がします。
■戦闘がおもしろい
当たり前ですが、ものすごく大事な要素で、すごいところ。
シンプルなのに、敵が強めに設定されていることもあって緊張感が高く、それでいて操作性が抜群なので思うように動かせるんです。
今作の目玉の一つでもある料理ですが、敵が強いことで体力をできるだけ多く回復したいという思いから頻繁に試行錯誤を行ってしまう。すごく理にかなったシステムでした。
■多種多様の景色・種族…圧倒的な世界
春夏秋冬、砂漠雪山草原森荒野火山砂浜海……
魚、鳥、森の妖精、色んな種族
そのどこにでも行ける、登れる……
しかも、自分がやろうと思ったことが、ほぼなんでもできちゃうんです。その世界に自分が干渉できる。
敵すら魅力的で、ずっとそこに居続けたい、何をする訳でなくてもなにかしていたい。そんな風に思わされてしまいます。くやしいくらいに…
■独特な雰囲気を醸し出すグラフィック
決してハイクオリティではない、が、ずっと見ていたい不思議な空気感。
オープンエアーというだけあって、自然、風が世界に命を吹き込んでいる、まさにブレスオブザワイルド!!
■パラグライダーと盾滑りが最高過ぎる
最近、現実でも下り坂があると盾滑りしたりパラグライダーでショートカットしたくなるんです。ゲーム脳と言われてもいい。それくらい気持ちいい操作なんです。
過去作ではリンクは歩くのが遅く、スカイウォードのダッシュも制限がありました。
なので毎回アタック(前転)の連打で、みんな慣れてくるとゴロン族並みに転がっていました笑
今回はそのストレスをきれいさっぱり取り除いてくれ、広大な世界を、馬とダッシュ意外に自由度の高い手軽な移動手段として最高の出来だと思います!
■BGMが至高
その場面場面での雰囲気を巧妙に演出し、かつ極力邪魔なサウンドを排除して、自然の音に重きを置いたBGM。
特に馬宿のBGMは、思わず涙してしまうほどでした…
■長いダンジョンのマンネリ感がない
過去作で感じた、一つのダンジョンが長くかつ、毎回同じ流れでいくつもやっていくことへのマンネリ感、というのは今作では感じませんでした。
メインダンジョン自体はかなり少ないですが、祠という小さなダンジョンがいたるところに点在しており、それ以外にも世界中に冒険がたっくさん待っているんです。
自由なんです!本物の冒険心をそそられるんです!!
■過去作をやってるとムフフな演出の数々
平原や川、山などの地名が過去作のキャラクターになっていたり、明らかに過去作のステージや景色っぽく感じる場所があります。
南国の村なんかは、大好きな風のタクトを感じずにはいられませんでした!
ほかにも謎解きや過去作からのいいとこ取り!!
悪いところ
■街が小さい…
今回は過去作に比べると街や村の数も多いですし仕方ないかもしれないですが、もっと広い街が一つでもほしいです。
※ネタバレが含まれます。大丈夫な方はご反転ください↓
ハイラル城下町をクリア後のご褒美として!!!
なんで、ガノンを倒したところで毎回終わるんだよ!!
救った後の世界を見せてくれよ!!
毎回毎回ゼルダのお決まりパターンにがっかりする
活気があって、まさに生きてるハイラル城下町が見たいんだよ…!
(時オカのハイラル城下町みたいのをもっと広大に!)
■長々とプレイした後のラスボス&ラスト
ガノンは決して弱くはないんですが、呆気なかった気がします。
それまでの物語が長すぎて、さらにガノンはしゃべったりしないので、会ってすぐバトル。
さっきのクリア後の復興ハイラル城下町がみたいというのも同じです。
なんか呆気ないなぁって、すごく感じてしまいました。
長くプレイしすぎたからなんでしょうか。いやそんなことはないはず。
自由度が高すぎるが故、世界がガノンに支配されてゼルダ姫を早く助けなきゃいけないのにいつまでもゆっくり世界を旅できるリンクの矛盾。
難しいですね…
■座りたい!寝っ転がりたい!
あんなに気持ちよさそうな草原…
寝っ転がりたい!
あんなに見晴らしのいい山頂…
座ってゆっくり景色を味わいたい!
どのオープンワールドにもほとんど搭載されていない座ったり寝っ転がって景色を見るアクション。もちろん余計なインターフェーズを排除して。
スクリーンショットじゃ意味がない。その世界に生きてる!っていうのを味わいたいんです。
自分だったら間違いなく入れるのになぁ……
まとめ
■ゲーム界の歴史が詰まったシリーズ最高傑作
アサクリ、ファークライ、ウィッチャー、スカイリム、カメオ、フェイブル………
海外の幾多の名作に多大な影響を与えたであろうゼルダの伝説シリーズ。
逆に、任天堂がその幾多の名作の素晴らしい部分を見事に吸収し、日本にしか作れない、任天堂にしかできないやり方で、最高の次元で融合した作品。それがブレスオブザワイルドだと思います。
一応3Dゼルダは全部プレイしてます。
断言します。
間違いなく、今作が集大成にして最高傑作ですね。
ゲームって、こんなにも幸せな感情にさせてくれるものなんだ
そんな大事なことを、少年ハートを忘れかけた大人たちに思い出させてくれる、そんな作品な気がします。
ごめんなさい、任天堂やっぱりすごいです。
そして最後の最後で、やっとWiiU が成仏できます。
これで気兼ねなくSwitchに転生できます!
まだまだ語り足りないので、また別の記事にて…