世界中で待ち望まれている仮想通貨というシステム
仮想通貨は人類史上、最も待ち望まれていた通貨です。
その理由は単純にして明快
「便利」だからです。
世界の金融インフラ
信用できない自国通貨
ある人に聞いた話ですが、その人がフィリピンに旅行に行った時の話です。
買い物をして、いざ支払いとなった時に、フィリピンのお金を出した所、「NO!」と返されたと言っていました。
なぜか?
自分の国の通貨を、まったく信用していないからだそうです。
結局、「ドルならOK」という話になり、コトなきを得たそうですが、日本に帰国後、とんでもない事実を突き付けられます。
日本円に戻したのは良いんですが、元々は20万円分をフィリピンのお金に変えていたにも関わらず、戻ってきたお金は10万円。
1円も使っていないのに、
です。
その時の担当者に理由を問いただすと、「国の信用度が低いので、それだけ手数料が必要なんです」との答え。
ただ両替しただけで、半額になるなんてそんなバカな話はありませんが、どうやらそれが現実のようです。
不便極まりない送金
さらに言えば、金融関係のインフラがまったく整っておらず、そもそも口座自体を持っていない人が多い都合上、送金するだけでも大変な労力が必要なほどみたいです。
これに関しては、フィリピンだけの問題ではなく、金融先進国のアメリカでさえ銀行間の送金に5日間ほどかかり、遅ければ10日以上かかる事もあるという話です。
その上、手数料もバカになりません、例えば1,000円送金するのに1,000円の手数料がかかるとしたら、どうします?
日本では金融関係のインフラが、世界から見たら異常なレベルで整っているので、口座は持ってるのが当たり前という状態です。送金は一瞬ですし、手数料もこれくらいならと受け入れらる範囲です。
だからこそ、日本で生活している限り世界の金融関係の不便さを認識することが難しい訳です。
ですが世界はそうではありません。
日本人からしたら、暴動の一つや二つ起こりそうなほど不便だし面倒臭い状況です。
仮想通貨がもたらしたもの
そして21世紀の今、登場したのが仮想通貨です。
これは仮想通貨さえ持っていれば、どの国に行っても両替の必要がありませんし、例えば1ビットコインは、どこの国に行っても1ビットコインです。
スマホで手軽にやり取りができるというだけで、世界の人からすればとてつもなく便利なことです。
しかも、仮想通貨のやり取りは一瞬で済みますし、手数料も非常に安いです。
ちなみに、フィリピンでは口座を持っている人が約3割なのに、スマホにかんしては100%を超えていて、2台3台持っている事も珍しいことでは無い状況といいます。
買い物をするにしても、「ビットコインならOK」というところもザラだそうです。
日本ではまだまだ、不信感が強く、否定的な見方が圧倒的ですが、世界では仮想通貨こそ待ち望まれた決済方法といえるのが現状です。
実際に多くの国では、仮想通貨に関する法整備に躍起になって取り組んでいる最中です。
それに、日本でもビットコイン払いを受けるところも増えてきていますね。
2018年になれば、年初~春頃までには、「SBiバーチャルカレンシーズ」や「サイバーエージェント」が仮想通貨取引所を開設すると明らかにしています。
そうなると、世界だけでなく日本もその潮流に乗らざるを得ないというのが現実としてあります。
まとめ
正直僕は、マウントゴックスが破綻した時、「やっぱり仮想通貨は手を出すものじゃ無いな」と思いました。
それと同時に、「破綻したということは、下落するだろうから買っておくのも面白そう」とも思いました。
当時は余剰資金がほぼ無い状況だったので、結局手を出すには至りませんでしたが、今の相場を見ると、「無理をしてでも買っておけば良かった」と思っています。
同じように思っている人も多いと思います。
でも、あの頃には戻れないのでどうする事もできませんが、世界なニーズの高まりと実際に仮想通貨を手にしている人は全人口の1%程という現状があります。
なので、未だ発展途上状態にある内に仮想通貨取引を開始することで、資産を蓄えておくという選択肢を選んで見るのも良いのでは無いかと愚考しました。